ノーベル化学賞を受賞した下村脩名誉博士の「ノーベル化学賞メダルのレプリカ」を、長崎大学下村脩名誉博士顕彰記念館に展示するにあたり、下村先生ご夫妻出席の下、平成22年4月7日、11時30分より展示式が開催されました。右の写真は下村博士から片峰学長へメダルのレプリカが手渡されたところです。
ノーベル賞メダルのレプリカは受賞者本人による作成しか許されず、個数も限られているため大変貴重なものです。このたび、下村脩名誉博士顕彰記念館において、ノーベル化学賞メダルのレプリカを展示し、一般公開することができることになりました。当日は、ノーベル化学賞賞状のレプリカも同時に披露されました。ノーベル財団の厳しい制限があるらしくメダルの写真を載せることは控えますので、是非下村脩名誉博士顕彰記念館にお越しいただき、実物(レプリカ)をご覧ください。
右の写真で片峰学長が持たれているのがノーベル化学賞賞状のレプリカです。本物と同様にまさに複製されていて、赤色のカバーは山羊の皮から作られているのだそうです。これも記念館内にメダルと並んで展示されます。 片峰学長の挨拶に続いてひと言挨拶をお願いされた下村脩博士からは、「皆さん、頑張ってください」と、非常に下村先生らしいひと言が伝えられました。
また、展示式に続いて、長崎県内の小・中・高校の自然科学教育(理数教育)を推進するため、長崎大学が長崎県とともに立ち上げ、下村脩名誉博士が顧問を務められている「未来の科学者発掘プロジェクト(JELLY FISH プロジェクト)」に新たに導入された「サイエンスカー」も披露されました。(2010.04.08)
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