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両先生と長薬拔天会・広島支部

 


昭和36 年卒業 橋口 信彦

 去る平成12年8月19日、長薬同窓会会長西脇金一郎先生、副会長伊予屋偉夫先生を広島に御招きし毎年恒例の広島長薬抜天会を開催しました。まず最初に市川正孝、渡辺三明両先生の御冥福を祈って黙祷を致しました。
 
写真  市川先生は以前、福山大学薬学部に在籍されていた頃、広島の同窓会には興和新薬岡山営業所に居た永田了一君(S36卒)と一緒に度々来られました。又,平成6年6月には病院診療所勤務薬剤師研修会において、『調剤と情報』という研修会にて、中国、四国地区の勤務薬剤師約500名参加の我々に「院外処方調剤における情報伝達」のタイトルのもとに御講演されました。ちなみに、其の時の座長は、広島市安佐市民病院の沖川正義(S41卒)薬剤部長でした。内容は長崎における医薬分業に対する推進などで、中国地方の薬剤師には大変、参考になりました。同年8月27日広島同窓会に御招きして、会に先立ち「薬剤師職能と将来」と題して講演され内容はコストベネフィットは患者のもの、で会は盛会裏に終わりました。翌日は市川先生、大石照雄(S35卒、マツダ病院)、白松一良( S36卒、三共)、森崎孝幸(S45卒、三共)君が、山口県の宇部C.Cに行かれ,皆、良いスコア出たと後で聞きました.

 次に,渡辺三明先生は平成11年8月21日、広島同窓会に御招きし、会に先立ち長崎大学薬学部の講座、専門教育分野、教授、助教授等を説明され,平成11年3月卒業、修了者の就職、進学状況をお話しになりました。此の頃は製薬会社への就職がぐっと減ったとの事でした。私達が卒業した頃とずいぶん変わったなと思いました。最後に薬学部にホームページを開いたので、本ページをご覧になった感想・ご意見、ご要望をぜひ渡辺三明までお寄せ下さいと紹介されました。懇親会では、同年代の沖川正善、村上剛(S43卒)、品川龍太郎(S44卒)、森崎孝幸君らと特に親しく話されていたのが、今でも思い出せます。

 両先生とも仕事半ばにして亡くなられ、さぞ残念だろうと思います。広島支部としまして
は、大変感謝しています。両先生の御冥福を心よりお祈りいたします。

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