私は4年生になった時、薬品合成化学教室に入りました。
ちょうど古川先生が退官されたばかりで、三明先生と木下先生がお二人で大学院生6名と4年生6名を指導されていました。三明先生は第一研究室、木下先生は第三研究室でした。私は第三研究室にいたのですが、先生方の目が届きにくいこともあって、今考えるとずいぶんいいかげんなことをしていました。毎日怒られてばかりだったことを思いだします。三明先生には野球部でもお世話になりました。先生のノックはとても厳しく、右中間と左中間の間を延々と走らされて吐きそうになったこともありました。九薬連で優勝したらビールかけをする約束もありましたが、結局(予想通り)できずじまいで今でも残念です。他にも教室旅行で温泉に入ってまわったこと、子々川に釣りにいったことなど楽しかったことがたくさん思い出されます。卒業してからも、私は家が近いこともあって時々大学に遊びに行っていましたが、最近はOB会で会うくらいでした。もっと会いに行かなかったことが残念でなりません。
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