平成21年8月2日(日)の朝、長薬同窓会の年間行事の一つであるぐびろが丘下の薬専防空壕跡地の慰霊碑周辺の清掃をしてきました。毎年20名以上の参加者を集めて行われている清掃活動も今回で10回目を迎え、節目の清掃ということができるかも知れません。8月だというのに未だ梅雨明け宣言は聞かれない中での清掃でしたが(といっても、例年梅雨明けしたと見られるなどという表現ですので、特に梅雨明け宣言が必要で有用というわけではありません)、空を見上げれば夏空の下、汗を流しながらの作業は変わるわけではありません。
何故か少しずつ開始時間が早くなる傾向のある清掃活動。今年は総勢29名(大学院生6名、学部学生10名、同窓会関係者16名)の参加で、例年のように落ち葉を集めたり、側溝の泥を取り除いたり、もちろん慰霊碑に水をかけてきれいにしたりを行い、昭和22年卒で、原爆投下当時に学生であった田崎先輩が到着される前の10時半にはきれいにしてしまいました。参加者全員で焼香した後は、田崎先輩から当時の射的場と防空壕のことをお話しいただき、毎年のことながら原爆の理不尽さを認識させられます。昨年同様に少々早めに終了しましたので、ぐびろが丘にも登ってみました。ここにも何回か登ってきていますが、何気なく慰霊碑の後ろにも回ってみたところ、永井隆博士の句を見つけました。
その後は、場所を移して昼食のテーブルを囲み、同窓生と現役学生との親睦を深めながら、田崎先輩から当時の様子をお聞きしました。
清掃参加者のお名前は以下の通りです(もし名前もれがありましたらお知らせください)。いつも野球部中心のメンバーなのですが、今年は分析化学研究室の大学院生の大山君が参加してくれました。ありがとうございます。毎年8月の第一日曜日(市民大清掃と同じ日)に行っています。記事をお読みの皆様、来年は是非参加してみてください。
伊豫屋偉夫(S41)、田崎和之(S22)、西脇金一郎(S33)、木下敏夫(S35)、富永義則(S44)、中村博(S45)、高良真也(S57)、伊藤潔(S59)、和田光弘(H4)、岸川直哉(H10)、武次郁子、張炯炯(事務局)、古賀健太郎、渡邊裕之、大山幹人(M2)、川崎雄太、田中祐輔、虫明可倫(M1)、山下輝樹(B4 )、荒木康平、中本義人、新田晃也(B3 )、高井しおり、迎武紘(B2)、小野北斗、楠富伊織、熊谷飛鳥、古場百合恵(B1)
暑い中、参加していただきありがとうございました。