旧小野島校舎跡地記念碑周辺の清掃

今年度事業計画の一つの旧小野島校舎跡地記念碑周辺の清掃を、平成18年12月3日に長薬同窓会役員6名、事務局1名と昭和23年に小野島校舎を卒業された長崎県川棚町在住の白川學さんの計8名で実施しました。

当日は、曇り空で小雨も心配されましたが、柏葉会館前に集合した時には陽も差込み、7名は3台の車に分乗し10時頃出発しました。

10時半過ぎに現地に到着し清掃を始めると、白川學さんがお見えになり、皆と一緒に清掃をしていただきました。記念碑の周りの雑草を取り、ゴミを拾い集めると、大きなゴミ袋が一杯になり、瞬く間にきれいになりました。最後に、記念碑をきれいに拭きあげて、清掃を終わりました。記念碑に目をやると、長薬のシンボル「柏の葉」とともに、刻まれた金色の文字が、ひときわ美しく輝いて見えました。

 その後、美しく輝いた記念碑の前で、白川學さんから、佐賀の校舎に入学し、その後小野島に移転し、韓国や満州からの引揚者の学生と一緒になり、60名の定員が90名を超える数になったこと、校舎の周りは田んぼばかりなのに米が手に入らなくてご飯が食べられなかったこと、など当時の様子についてお話をしていただきました。

 記念碑は諫早市小野町の「干拓の里」の横に建てられています。皆様も、記念碑の近くをお通りの機会がありましたら、是非立ち寄っていただき、先輩諸氏が過ごされた当時を偲んでいただけたらと思います。 参加者のお名前は次の通り。白川學、木下敏夫、伊豫屋偉夫、富永義則、伊藤潔、和田光弘、岸川直哉、武次郁子、以上8名。お疲れ様でした。

(伊豫屋偉夫 記)