ミレニアム参楽会

2000.4.22

昭和33年に卒業し、ほぼ5年毎に同窓会を開いてきた私たちは、平成10年5月の40周年記念同窓会の折、次回は20世紀から21世紀への節目の年、2000年にしようと決めたのでした。




 長崎市街地が一望できる稲佐のルークプラザホテルで開曜されました。33名の皆さんの出席でしたが、この日を楽しみにしておられた市川正孝さんが今年1月6日に帰らぬ人となっておられ、お会いできなかつたことは残念でしたが、その代りに同窓会の度に市川さんとご一緒に参加され、私達とすっかりおなじみになっていた奥様が、ご主人様のご遺影と共にご出席になり、私たちはご遺影を取り囲んで、在りし日の市川さんを偲びながら、思い出話や、近況報告、これからの生き方などに花を咲かせました。


 折しも今年は日蘭交流400周年に当たっており、長崎市ではこれを記念してさまざまなイベントが開催中でした。本番の前日から長崎入りをしていた人なの中には、「長崎国際帆船まつり」の見物に行き、帆船に乗せてもらった人もいたようです。翌朝の朝食をもって解散でしたが、このままお別れするのは物足りないと、女性組は、県立美術博物館へと繰り出し、オランダ女王陛下のロイヤルコレクション展」を鑑賞後、お寿司処「一平」さんを借り切って、長崎の味に舌つづみを打ち、次回(2年後)仙台での再会を約束して別れました。


 幹事を務めてくださった西脇さん、地元長崎市の皆さん、いろいろありがとうございました。次回も元気でお会いしましよう。

熊本 公子(昭33年卒)