昭和56年入学後30年の同窓会

2011.11.19


 今年の2月16日に福岡で、久松さん、末松(向江)さん、原の3人でミニミニ同窓会を行い、平成18年7月16日に開催した前回の同窓会以来、しばらく同窓会をしていないので今年は必ず同窓会をしよう、場所は長崎でと盛り上りました。


幹事は私が行うこととし、早速長薬同窓会事務局に名簿と宛名シールの発行依頼を行いました。その後3月11日に東日本大震災が発生し、同窓会事務局の武次様には同窓生の安否をご心配いただきましたが、幸い当時仙台在中の松本さんも無事であることがわかり一安心しました。
 私が勤務する総合メディカルは、陸前高田市のそうごう薬局高田店が津波により完全に流出しました。東京オフィスに勤務する私は、3月11日以降社員の安否確認や薬局の復旧対応を行っていたため、今年中の同窓会の開催もどのようになるか判断できない状況となりました。その後いろいろな方々のご支援をいただき、仮設店舗での薬局業務も再開して同窓会の幹事をすることができる状況になりました。
 6月末に昭和56年入学の同窓生に案内状を送付し、皆さんが一番集まることが可能と回答してくれた11月19日土曜日に長崎で行うことにしました。一次会は幹事の独断で、学生時代にいつも飲みに行っていた住吉です。二次会は、新入生歓迎コンパや卒業生の歓送会など特別なハレの日に飲みに行った浜の町としました。一次会を行った居酒屋住吉市場の隣には、在学中にオープンした、麺3玉無料増量のとくとくうどんが元気に営業しており、懐かしい思いで皆の集合を待ちました。集まったのは、山口(村島)綾子、平井(植田)美穂、岸川(吉川)映子、宇佐美(渡部)めぐみ、南里裕美子、塩屋(吉田)広美、藤木弘美、高橋(西山) 薫、末松(向江)紀美、石橋(伊藤)キミ子、小田原志朗、大山(寺田)さゆり、矢田(徳田)道代、西田(長岡)ゆかり、川嵜(富吉)章子、浅沼章宗、浅沼(三ヶ尻)益子、富永伸明、坂井(谷川)明美、原田(結城)朝路、平節子、塩田英雄、原正朝の23人です。参加者名簿に併せて、卒業時に作成したアルバムから個人ごとのスナップ写真の一覧を用意しました。スナップには、当時アイドルだった聖子ちゃん(松田聖子)カットやトシ(田原俊彦)ちゃんカットのアイドル写真のような若い面々が勢ぞろいしています。全員集合したところで、平成19年1月9日に亡くなられた小山田(飯島)京子さんのご冥福を祈って黙祷を行いました。



今回集まった仲間には、卒業後初めて会うメンバーもいます。学生時代とほとんど変わっていない人、多少変化が見られる人、それぞれに30年の経過を感じながら、話を始めるとすぐに学生の頃に戻ることができました。会話も、実験中のエピソード(○○君が、早く実験を終わらせたいがためにアルコールを湯せんでとばさずに直火で加熱して引火したことや、○○さんが、試験管から尿を突沸させたことなど・・)子供の話、老眼の事(特にシグマートやメプチンミニの錠剤の識別コードが見えにくくなったことに共感)、親の介護の話まで、アラフィフティであることを感じさせる内容もありました。それぞれ皆、薬局、病院、教育、警察、企業などで皆元気で頑張っていることが分かり、時を忘れて話し込みました。浜の町での、二次会、三次会を終えると、時計は深夜の1時半を回っており、次回の同窓会の幹事は、長崎在住の塩田さんが必ず行うことを宣言してお開きとなりました。 

 四次会は、大山(寺田)さんのリクエストで、学生の頃、若葉町で食べた「かにや」のおにぎりに行こうということになり、小田原さん、末松(向江)さん、大山(寺田)さんと私の4人は銅座の「かにや」へ向かいました。末松さん、大山さん、小田原さんも飲み過ぎには注意してくださいね。それでは皆様、次回の同窓会で再会できますことを楽しみにしています。

原正朝 (昭和60年卒)